今年1月にシアトルのダウンタウンに、総工費20億ドルをかけ完成した北米初の高層コンベンション・センター(商工会議所)内の『Summit』サミットの “Summit Sound “音響展示に拙作「米研ぎ唄」を含めて頂き、大変光栄です。楽曲リストには、私の作曲の師匠の作品「Swing Low」や、同世代の親しい作曲家達の作品が多数含まれており、大学時代の懐かしい思い出が蘇ります。レコーディングに参加してくれた音楽家達や杜氏さん方、リーヴァイ、そしてジャック・ストローに感謝しています。試聴には以下のリンクのトラック番号89をクリック、もしくは近くを訪れる機会がありましたら、ご一聴頂ければ幸いです。
https://www.jackstraw.org/program/art-heritage-partnerships/summit-sound/
Track89 “米研ぎ唄”(「南部酒屋唄プロジェクトVol.1」より)
フルート:ポール・タウプ、ヴァイオリン:タリ・ネルソン・ゼイガー、チェロ:ロリ・ゴールドストン、コントラバス: デニス・スタスコフスキー、打楽器:ポール・キクチ、ピアノ:佐藤司美子、 指揮:ジョシュア・コール
「米研ぎ唄」 歌詞:「アー 研げやなー研げや研げ研げー 研ぎあげて煙草よー」
解説: 約22.5kgの白米を「はんぎり」と呼ばれる足踏み洗い桶に入れる。水を入れるのは、踏み洗いが始まる前。酒造りの第一段階である洗米中に歌われる。この曲では、岩手県産米を使ったシェイカーが打楽器奏者によって演奏される。
サミット・サウンドは、通りに面した南向きの屋外景観エリアで、座席が設置されている。 シアトルの都心部、9thアベニューとボーレン・アベニューの間、パイン・ストリートのミッドブロックにあるビルの外壁にある。 週7日、朝7時から夜11時まで、これらの音楽に浸ることが出来ます。